オーガニックハーブティー

無農薬、無化学肥料のハーブティーをどうぞ

香遊生活は、北海道の北見市でハーブを栽培し、主にハーブティーを作っています。北見はかつて、薄荷の生産が世界一でした。それは北見の気候風土が、ハーブの栽培に適していたことに外なりません。日照率は日本一といわれるほど雨が少なく、冷涼で湿度の低い夏、一年を通して昼と夜の寒暖差が大きく、風も余り強く吹かない盆地である、という条件はハーブ栽培に最適です。そして冬の零下30度にもなる厳しい寒さの中を生き抜いたハーブたちは生命力に満ちあふれています。
herbtea_img_01

弊社は、もともとは公共事業を主とした建設業者ですが、1991年にハーブ事業部をつくり、ハーブの栽培に取り組み、ようやく1997年に農業生産法人として認められました。現在約60種ほどのハーブを生産加工販売しています。農場、加工施設ともオーガニックの認証を取得しています。国産のハーブでオーガニックの認証を取得しているのはまだ数少ないと思います。

人間は古来食べることによって生命の持続を図り、食糧を確保することが人生の最大のテーマであったはずです。しかし今日では、いつでもどこでも、食べたいときに食べたいだけ、コンビニであれ、デパ地下であれ、何の苦労もなく食事ができる時代になりました。狩猟、採取、飼育、栽培といった基本的な生存のあり方が、いつしか分業化の進展によって、生命をかけた営みを抜きにして簡単に手に入るようになった分だけ、人間の生存に対する謙虚さを希薄にしてしまったのだと思います。

空腹を満たすことから楽しむことに食事の質が変化する中で、人間として守るべきモラルすら失いつつあるように思います。農薬、化学肥料、除草剤をふんだんに使って、効率よく、見栄えの良い食材があふれる中で、アレルギーやアトピーを抱えた人々の多いことは、私たちに今一度たちどまって、生産者としての責任と消費者としての節度を考える必要がある事を示しているようだと思います。

写真

私の周りには、100%無農薬無化学肥料で、玉ねぎや豆類を栽培している農家がありますが、彼らの能力と努力は、まさに天才的であり、残念ながら誰でも真似ができるようなことではないのです。弊社が無農薬無化学肥料でハーブの栽培ができるのは、ハーブが変に人間の手が加えられていない原種に近いものだからだと思います。毎日畑に入り、ハーブに声をかけ、文字通り丹精込めた手摘み手作りのハーブは、自然のエネルギーに満ちた美味しいハーブティ-となってくれるのです。

人間の体をつくるのは食物に他ならないと思います。生産者と消費者双方の食物に対する無知、無関心が、人の心のありようまで大きく変えてしまうのだと思います。農薬や化学肥料、除草剤、そしてさまざまな食品添加物は、人間の脳幹に蓄積し、忍耐力を失わせ、「きれる」という現象を生み出すのだといいます。21世紀は、20世紀の効率優先の生き急ぎの人生を改めていく時代になると思います。どうぞ一度、畑の地力とハーブの生命力だけで育ったハーブティーをお試しください。

株式会社舟山組 農業生産法人(有)香遊生活 代表取締役 舟山秀太郎